【大学入試情報・中学生と中学生の保護者向け】「大学図鑑!2019」は大学入試について基礎から教えてくれるよ

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「大学図鑑!2019」

(監修 オバタカズユキ)
監修者プロフィール

『大学図鑑!』監修者。1964年、東京都生まれ。大学卒業後、一瞬の出版社勤務を経て、フリーライターになる。社会時評、取材レポート、聞き書きなど幅広く活躍。

※東洋経済ONLINEより参照
 
0 内容紹介
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※amazonの内容紹介より引用

 

ここから大学入試の基礎知識を簡単に伝えていきますね。

 

1 国公立大学と私立大学

 

大学は大きく2つにわけると国公立大学と私立大学になる。

 

① 国公立大学とは?

国や地方自治体が運営する大学

 

・授業料は私立大学より安い

・受験科目が多い

 

② 私立大学とは?

大学そのものが運営する

 

・授業料は国公立大学より高い

・受験科目が少ない

 

2 入学試験は大きく分けて3パターン

 

① 一般入試

各大学が独自に作成した問題を解き、その得点で合格不合格を決める。

中学受験や高校受験も大半がこれです。

1番イメージしやすいと思います。

 

② 推薦入試

高校の成績(通知表)と面接・小論文で合格不合格を決める。

 

推薦入試には2種類ある

 

A 指定校推薦

大学が特定の高校を指定して募集をする。入学を希望する生徒の中で選抜される。

※高校での成績が重要な指標

選抜されれば合格率はほぼ100%

高校代表として選抜されるので、成績だけなく生活態度や部活動などから総合的に判定される。

 

B 公募制

「一般推薦枠」

・高校からの推薦書があれば、誰でも出願できる。

・ただし高校での成績が一定以上であることが条件

 

「特別推薦枠」

・高校からの推薦書があれば、誰でも出願できる。

・スポーツや文化活動などでの実績が必要

 

③ AO入試

面接・小論文・志望動機や学部や学科の適性、入学後の意欲など総合的な人物評価で合格不合格を決める。

 

・高校からの推薦書は不要

・誰でも出願できる

・大学側が求める学生像や適性を重視

・入試の方式は大学によってちがう

 

3 一般入試・推薦入試・AO入試の割合

 

① 一般入試

全体 55.4%(34.1万人)

国立大学 84.0%

公立大学 72.6%

私立大学 48.5%

 

② 推薦入試

全体 35.2%(21.7万人)

国立大学 12.2%

公立大学 24.4%

私立大学 48.5%

 

③ AO入試

全体 9.1%(21.7万人)

国立大学 3.3%

公立大学 2.4%

私立大学 10.7%

 

国公立大学は一般入試が中心。

私立大学は一般入試が半分。推薦+AO入試で半分といったところ。

 

大学受験は高校受験や中学受験と違い入試のパターン多様化している。

だからこそ早くから情報として知っておくと有利。