【大学入試情報・中学生と中学生の保護者向け】「大学図鑑!2019」は大学入試について基礎から教えてくれるよ
「大学図鑑!2019」
(監修 オバタカズユキ)
監修者プロフィール
『大学図鑑!』監修者。1964年、東京都生まれ。大学卒業後、一瞬の出版社勤務を経て、フリーライターになる。社会時評、取材レポート、聞き書きなど幅広く活躍。
※東洋経済ONLINEより参照
0 内容紹介
恒例の人気シリーズ「大学図鑑! 」の新年度版です。
広告、建て前、裏取引一切なし!現役生やOB/OGの本音満載というウリはそのままに、2019年版には新たなコラムも盛り込みました。
◆なんだかんだ大学選びに欠かせない学部別偏差値ランキング(東進ハイスクールデータ)を巻頭特集に掲載し、傾向と対策を辛口分析!
◆監修オバタカズユキさんの独断と偏見による新コラム「イマドキの受験&大学生の傾向と対策2019」を掲載!
◆2020年スタートの新テストの概要解説も!
公式資料やネット情報だけではわからない〝肌感覚〟で得られる各大学の特色を感じていただけます。
※amazonの内容紹介より引用
ここから大学入試の基礎知識を簡単に伝えていきますね。
1 国公立大学と私立大学
大学は大きく2つにわけると国公立大学と私立大学になる。
① 国公立大学とは?
国や地方自治体が運営する大学
・授業料は私立大学より安い
・受験科目が多い
② 私立大学とは?
大学そのものが運営する
・授業料は国公立大学より高い
・受験科目が少ない
2 入学試験は大きく分けて3パターン
① 一般入試
各大学が独自に作成した問題を解き、その得点で合格不合格を決める。
中学受験や高校受験も大半がこれです。
1番イメージしやすいと思います。
② 推薦入試
高校の成績(通知表)と面接・小論文で合格不合格を決める。
推薦入試には2種類ある
A 指定校推薦
大学が特定の高校を指定して募集をする。入学を希望する生徒の中で選抜される。
※高校での成績が重要な指標
選抜されれば合格率はほぼ100%
高校代表として選抜されるので、成績だけなく生活態度や部活動などから総合的に判定される。
B 公募制
「一般推薦枠」
・高校からの推薦書があれば、誰でも出願できる。
・ただし高校での成績が一定以上であることが条件
「特別推薦枠」
・高校からの推薦書があれば、誰でも出願できる。
・スポーツや文化活動などでの実績が必要
③ AO入試
面接・小論文・志望動機や学部や学科の適性、入学後の意欲など総合的な人物評価で合格不合格を決める。
・高校からの推薦書は不要
・誰でも出願できる
・大学側が求める学生像や適性を重視
・入試の方式は大学によってちがう
3 一般入試・推薦入試・AO入試の割合
① 一般入試
全体 55.4%(34.1万人)
国立大学 84.0%
公立大学 72.6%
私立大学 48.5%
② 推薦入試
全体 35.2%(21.7万人)
国立大学 12.2%
公立大学 24.4%
私立大学 48.5%
③ AO入試
全体 9.1%(21.7万人)
国立大学 3.3%
公立大学 2.4%
私立大学 10.7%
国公立大学は一般入試が中心。
私立大学は一般入試が半分。推薦+AO入試で半分といったところ。
大学受験は高校受験や中学受験と違い入試のパターン多様化している。
だからこそ早くから情報として知っておくと有利。