【私論】採用サイトから見える学習塾の問題点5つ
採用サイトを見ていると、学習塾の問題点が見えてくる。
1 人手不足
どの塾も「急募」状態なんですよ。
塾の数が右肩上がりで増えているんならいいんです。
そりゃ採用しないと。
でも最大の原因は離職が多い。
これでしょうね。
改善しないといい人材が学習塾業界にはきてくれません。
2 20代・30代が活躍
20代・30代が活躍。
これいいことやん!と思いますよね。
でも裏を返せば40代以上は活躍してないの?
と思いますよね。
長く働き続けるイメージがわかないですね。
3 勤務時間
学習塾の勤務時間はだいたい午後から夜なんです。
例えば13:30~22:30みたいな。
授業が夜なんで当然なんです。
ただ、これだと家庭との両立が難しい。
特に女性。
子育てしながら仕事なんて無理。
託児所つきの学習塾とか増えてほしい。
4 福利厚生
他の業種に比べて福利厚生が充実していないですね。
・退職金がない
・住宅手当がない
・家族手当がない
・有給休暇がとりにくい
など、給与よりもそれ以外が充実していない印象
もちろんない袖は振れない。
だがこれをクリアーしないといい人材は来ないでしょうね。
5 仕事の魅力
学習塾に興味を持つ人って、子どもが好きだったり、教えるのが好きだったりするはずなんです。
でも採用の案内には、授業や生徒対応などの仕事の魅力がぜんぜん伝わってこないんです。またそこで自分の講師や運営者としてのスキルが上がるイメージがわかないですね。
自分のスキルアップには自分で努力するのはあたりまえです。
しかし、会社としてその育成システムは必要だと思うんです。
未経験者歓迎とかいって、育成のシステムないってもう詐欺ですよ。
結局子どもたちにしわよせがいっちゃいますからね。