【オススメの本・塾の先生向け】「二月の勝者3巻」から現役塾講師が印象に残った3つのシーンを紹介

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今回は「二月の勝者」(高瀬志帆作)を紹介したい。

とある中学受験塾を舞台に、生徒全員を第一志望に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人を主人公とした物語。

塾の仕事をしている人は、とてもおもしろいし、勉強になる。

私がこの「二月の勝者3巻」で私が印象に残った3つのシーンを紹介したい。

 

1 夜のファミレスで入試問題研究

 

中学受験最大手フェニックスの講師、灰谷純が夜のファミレスで入試問題を解くシーンがあるんですね。

いい塾の先生は例外なく研究熱心です。

このシーンを読んだときに、私もやらないとと反省していました。

同業のマンガって、自分に置き換えてしまうんですよね。

だから読みながらしょっちゅう反省しています*1

・入試問題を解く

    

・どう教えたら解けるようになるか考える

    ↓

・よりよい授業が完成する。

こういう先生に習うことができれば、子どもは伸びますね。

この灰谷先生は、賢い子の知的好奇心をゆさぶるのが非常に上手そうです。

 

 テキストの中だけが勉強ではない!

これ主人公の黒木蔵人が夏期講習の初日に子どもの前で言う言葉なんです。

私は超同意です!

テキストを読んだり解いたりすることだけが勉強ではありません!

 

勉強=生活

 

だと私は思っています。

 

公園で植物を見ることも、夜空の星を眺めることも勉強です。

もちろん本や新聞を読むことも。ニュースを見ることも。

だから、勉強ってどこでもできるんですよね!

 

 塾の仕事再確認

全体を通して、さまざまな塾の仕事が描かれています。

具体的には

・授業

・入試研究

・学校情報の調査

・保護者懇談とその準備

・保護者対応

・生徒情報の把握(性格、趣味、特技、志望校など)

・模試の結果分析

・クラス分け

・座席表作成

本当はもっとあるんだけど、3巻ででてきたのはこれぐらい。

 

桜花ゼミナール吉祥寺校はいい教室です!

だって子どもの成績を上げることに真剣ですから!

 

そんなのあたりまえじゃないかって?

 

いやいや、生徒数と売り上げに真剣な塾もたくさんありますからね。

 

3巻もおもしろかったから、4巻も期待しちゃいます!

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:+_+