【中学生勉強法】「東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法」(山口真由)から現役塾講師が印象に残ったオススメ記事3つ
「東大首席弁護士が教える超速7回読み勉強法」(著者山口真由)
著者プロフィール
1983年生 札幌市生まれ
2006年3月 東京大学法学部を卒業後、財務省に入省
2015年7月 ハーバード・ロー・スクールに留学
テレビ出演、執筆など幅広く活動している。
※山口真由オフィシャルブログより引用
0あらすじ
東大を首席で卒業するようなトップエリートは、いったいどんな勉強をしてきたのか――。
一般の人とはもともとの頭の作りが違うのか、努力の量が違うのか、みんなが知らない暗記のコツを知っているのか。東大法学部を首席で卒業し、官僚を経て弁護士、テレビコメンテーターなどとして活躍する著者が、どのような勉強法を実践してきたのか解説。
「勉強は決して楽しいものではない」と著者は言い切ります。知識を学び、自分のものにするには「努力」が必要です。勉強という作業は極めて地味で、時には退屈、多くの場合は苦痛でさえあるのです。そんな作業を継続してこられた大きな要因は、自分に合った勉強法を確立できていたから。勉強法さえ確立できれば、知識の獲得は断然楽になります。
本書では、その具体的な勉強法として、誰でも実践可能な「本を7回読む」というシンプルな方法を中心に、著者が編み出した勉強のコツをたっぷりと紹介しています。
※amazonの内容紹介より引用
1 7回読みの進め方
7回読みはこんなかんじですすめよう
1回目 タイトルや見出しを読む。全体像をつかめればOK
2回目 全体を流し読みする。こういう順番で書いてあるなあというイメージをつかむ。
3回目 3回目と同じく流し読みする。2回目よりも内容が入ってくる。
4回目 よくでてくる言葉(キーワード)や詳しく説明されている用語を意識する。覚えようとしなくていい。
5回目 4回目と同じように読む。キーワードについての理解が進む。
6回目 「答え合わせ」の感覚で読む。「このキーワードの意味はこうなんだ」みたいなかんじ。
7回目 「いまいち理解できていない」ところを中心に読む。
1回目~3回目 全体像をつかむ
4回目~5回目 内容をつかむ
6回目~7回目 細かなことも理解する。
2 リサーチ読み
リサーチ読み 調べ物をするときに役立つ読み方
特徴
① 読むことの負荷が小さい
1回1回が流し読みでいいので、楽ちん。
② 情報をインプットするスピードが速いこと
時間がかからないので短時間にたくさんの情報をインプットできる。
③ いつでもどこでもできる
本やスマホがあれば、いつでもどこでもできる。
すきま時間を有効に使える。
誰かに教えてもらうより、自分で調べたほうが頭に残りやすいです。
最初わからなかったことも何回か読むうちに、理解できるようになってきます。
3 さらさら読んで数を打つ
「太郎は花子に花を贈った」
この文章は誰でもわかりますよね。
男の子の太郎が女の子の花子に花をプレゼントしたということです。
しかし、太郎が男の子で、花子が女の子という予備知識は必要です。
そうじゃないとうまく理解できないので。
だから理解する前に知ることが大切なんです。
1回読んだだけで理解しようとしないことです。
最初は知ることからスタート。
何回も読むうちに理解するようになります。
これは友人関係といっしょです。
初対面でいきなり親友になるのは無理があります。
何回か会って仲良くなるものです。
読む時間の目安は30分(中学生なら15分ぐらいでもいい)
それを毎日くりかえします。
1週間したらかなり理解が深まると思いますよ。
4 まとめ
東大を首席で卒業した人でも、くりかえし読んでいるのが印象的でした。
基本に忠実です。
この方法ってやろうと思えば誰でもできます。
才能なんていりません。
1日30分(15分でもOK)を続けられるかどうか。
みなさんもぜひ試してみてくださいね。